ハーミットイン 冒険の記録

世界のオールドスクール・ファンタジーミニチュア(28mm)と、水溶性カラー「コートデアームズ」のセレクトショップ「ハーミットイン」のブログ。

ああ! なんてことだ! かれは!

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多くの謎に包まれた存在。君が仮にライカンスロープに出会ったとしても、相手が敵となるかどうかは、君の判断と選択による。状況をよく見極めて行動する事だ。

 

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モンスターガイド:ライカンスロープ

ライカンスロープ。古代の言葉で「おおかみびと」を表すこの言葉は、現在「獣と人の間を行き交う者」と言う意味で使われる。もっとも、ライカンスロープと言う言葉自体を知る者は少なく、知っている者も、彼らについてわざわざ話そうとはしないだろう。

 

彼らは人であり、獣であり、またその狭間に在るという。実際ライカンスロープは、完全な獣、あるいは完全な人の姿を取る事もできるし、人と獣の中間のような姿を取ることもできる。ライカンスロープは普段、人間あるいは獣どちらかの姿を「本体」とみなし、同じ共同体で暮らす。つまり、獣の姿を主体とする者は同種の獣たちと暮らし、人の姿を主体とする者は、人間として生活しているのだ。

 

ライカンスロープには、オオカミ、クマ、イノシシ、ネズミ、トラ、コウモリなどの種類があり、それぞれウェアウルフ、ウェアベア、ウェアラット、ウェアタイガー、ウェアバットと呼ばれ区別される(「ウェア」とは、ライカンスロープとは別の古代語で「ひと」を意味する語だ)。それぞれのライカンスロープは敵対状態にあると言われ、種別の異なるライカンスロープ同志が出会うと、どちらかが死ぬまで争うという。

 

ライカンスロープには(人間が皆そうであるように)、善良な者もいれば邪悪な者もいる。彼らの多くは自分の本性を隠しているが、本人の意思に関わらず満月になると獣化し、新月になると人の姿になってしまう。ライカンスロープと月には、何らかの深い関係があるようだ。

 

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ウェアウルフ。自慢の脚力で獲物を追い詰め、敵を始末する。オオカミと同じく、同族で「群れ」をなす場合もあるようだ。積極的に仲間を増やすために数が多く、ライカンスロープの語源ともなった。

 

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ウェアベア。温厚だが怒らせたら手がつけられない。もし君が、人里離れた場所に居を構える無口な木こりと友人になり、彼が菜食主義者であるならば、ひょっとすると彼は… 

 

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 ウェアラット。彼らは相当に数を増やしていると言われているが、真実は全くもってわからない。大都市の下水道には少数のウェアラットが隠れ棲んでおり、ネズミを率いて悪事に手を染めているとか。

 

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ウェアタイガー。トラは南方だけでなく、各地方に住んでいる。孤独を愛する連中なようで、たとえ同族と出会ったとしても、共に行動することはない。性格はむやみに好戦的で、自分勝手な傾向が強いようだ。

 

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 ウェアバット。不死者との関わりが深く、吸血鬼の下僕であるとか、あるいは吸血鬼そのものであるとも。真実はわからない。

 

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ウェアボア。辺鄙な場所にある農場が不思議なくらい襲われないのは、その住人を怒らせると何が起きるのか、悪しき者どもに知れ渡っているからやもしれぬ。