ハーミットイン 冒険の記録

世界のオールドスクール・ファンタジーミニチュア(28mm)と、水溶性カラー「コートデアームズ」のセレクトショップ「ハーミットイン」のブログ。

ヴァンパイア が はなしかけてきた。

f:id:HermitInn:20170327161245j:plain

ヴァンパイアがその正体を明かす時。それは、相手を生かして帰すつもりがない時だけだ。

 

f:id:HermitInn:20161023021303j:plain

モンスターガイド:ヴァンパイア

ヴァンパイアの中でも、高貴な家の血筋を引くものは、〈吸血の呪い〉がもたらす獣性を嫌い、気品に溢れた誇り高い人格を装う者が多い。それは彼らが、吸血鬼にして人間であり続けることを望んでいるからである。呪いがもたらす呼び声に従いすぎると、ヴァンパイアの精神はやがて破綻を起こし、人間の姿すら留めぬ魔物へ変じてしまうという。ヴァンパイアの一部が不自然なまでに貴族的な振る舞いをするのは、自らの内面で脈々と拍動する呪いから、少しでも心身を守ろうとしているからなのだ。

 

ヴァンパイアには一つの奇妙な共通点がある。彼らのいずれも〈深淵〉の眷属を激しく憎むし、また〈冥王〉の下で働いているようにも見えぬ(一部のアンデッドは明らかに〈冥王〉の奴隷だが)。だからと言って、現世の諸種族を愛してなどいないし、まして〈上世〉の神々を唾棄こそすれ、信仰などしていない。ヴァンパイアたちは、一体だれに仕えているのか。その答えを知る者がいたとしても、我々にそれを教えてはくれまい。