ハーミットイン 冒険の記録

世界のオールドスクール・ファンタジーミニチュア(28mm)と、水溶性カラー「コートデアームズ」のセレクトショップ「ハーミットイン」のブログ。

たからばこ を あけ……おおっと!

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強欲な者が辿りうる末路としては、おそらく最悪の部類だ。ミミックに食いつかれたら最後、逃げる術はない。君がノームでない限りは。

 

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モンスターガイド:ミミック

獲物の好む姿に形を変え、犠牲者をひたすら待ち伏せする魔物。その本性はゼリー状の生命体で、姿形、色、質感や感触まで、己が変化したものとそっくりに擬態し、身じろぎ一つせずに止まっていられる。ただし、姿を変えられる対象は無生物だけだ。ミミックは、生物の姿を真似ることはできない。

 

周囲に溶け込んだり、他のものに姿を変えて敵の目を欺く生き物たちは沢山いるが、ミミックほど巧みで、かつ悪賢い擬態能力を備えるものは他にない。不用心な獲物が充分近づくとミミックは一瞬で獲物を丸呑みし、ゼリー状の体に閉じ込め窒息死させる。一部の学者たちが唱えるところでは、この魔物もまた、〈深淵〉の暗き底より這い出てきた生き物の一種だという。

 

ミミックが好んで姿を変じるのは、宝石や財宝、あるいは巨大な宝箱である。二本の足で歩く種族の多くは、財宝に欲がくらみやすい。慎重さを欠き、欲の皮を突っ張らせた者ほど、ミミックが好む食物はないのだ。一説によると、ミミックは獲物の体ではなく、膨れ上がった欲の感情を餌にして滋養を得るのだとか。ちなみに、ノームだけは嫌いなようで、誤ってノームを食らったミミックは、すぐさまそれを吐き出すのだとか。