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ハーミットイン 冒険の記録

世界のオールドスクール・ファンタジーミニチュア(28mm)と、水溶性カラー「コートデアームズ」のセレクトショップ「ハーミットイン」のブログ。

ミイラ が あらわれた!

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墓荒らしの脅威になるのは、迷宮のように入り組んだ通路や、仕掛けられた数々の罠だけではない。墓泥棒どもを罰するべく、埋葬された者自身が動きだすこともある。

 

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モンスターガイド:ミイラ ②

ミイラとなって葬られた古代人は多いが、そのほとんどは崩れ去り、完全なミイラとして現存するのは、ごく一部に限られる。王朝の歴史において、自分の遺体をミイラにするだけの財力と権勢を誇った者は沢山出たが、その保存状態は千差万別だ。学者たちによると、これはミイラ職人の腕はむろん、墓所の環境や気候風土、そして、ミイラにされた者が持つ「魂の品格」も関係しているとか。

 

王、その家族や側近などは、ミイラ職人の親方衆が威信をかけて保存処理し、機密性の優れた墓に埋葬されているため、保存状態は比較的良い。一方、小貴族や豪商の間でも、略式ミイラ葬(大きい内臓をいくつか取り、死体に包帯を巻きつける程度である)が流行したという。この手の略式葬は見た目だけの儀式的なもので、外見だけ立派に見える粗悪な墓所に埋葬されたため、現在は朽ち果て、ほとんど残っていない。

 

とある死人使いの証言によると、眠っているミイラを死霊術で無理やり蘇らせることはできても、支配することはできないそうだ。生前の記憶を払うことはできず、仮に協力を取り付けるにしても、それは対等な盟約によってなるという。もしも君がミイラに遭遇したら、それは誰かに操られているのではなく、ミイラが自身の意思で行動していることを忘れるな。