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ハーミットイン 冒険の記録

世界のオールドスクール・ファンタジーミニチュア(28mm)と、水溶性カラー「コートデアームズ」のセレクトショップ「ハーミットイン」のブログ。

デスシュラウドが あらわれた!

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彼岸の河原と現世を行き来する影。デスシュラウドを避けるには「すりおろしたショウガと岩塩を首筋にこすり付けろ」と伝わるが、全くのデタラメだ。

 

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モンスターガイド:デスシュラウド

デスシュラウド。すなわち「包み込む影」は実体を持たぬアンデッドだが、もともと現世に生きていた者の末路でもない。その正体は、この世と〈彼岸〉とを隔てる河の水面を揺らす風であると言われている。

 

デスシュラウドは、屍衣(しえ)をまとった影のような姿で現世へと現れ、死すべき定めの者を迎えに来る。危篤に陥った重病人や怪我人、あるいは〈冥王〉が命じた標的を、死出の旅へと連れ出すのがデスシュラウドだ。これに覆いかぶさられた者は瞬時に落命し、氷のように冷たくなる。普段は、天命を全うした者にのみその抱擁を与えるが、〈冥王〉は気まぐれだ。生きるべき者も、デスシュラウドに抱擁されうる。

 

伝説によると、〈深淵〉の神々と〈冥王〉は決して仲睦まじい存在ではない。だが、〈深淵〉の禍つ神々がこの世界へ疫病や戦争を持ち込むたび、それを察知していたかのように、デスシュラウドの大群が〈冥界〉から殺到するのだという。両者に何らかの密約があるのではと、悪魔学に通じた者の間で囁かれているそうだ。