ハーミットイン 冒険の記録

世界のオールドスクール・ファンタジーミニチュア(28mm)と、水溶性カラー「コートデアームズ」のセレクトショップ「ハーミットイン」のブログ。

シャンブリングマウンド が あらわれた!

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植物が動物のように意思を持って動き、猛獣がごとく動物を狩り殺すとしたら、君はどうする? 

 

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モンスターガイド:シャンブリングマウンド

「よろよろと歩く塚」。シャンブリングマウンドとは、そういう意味である。この、様々な植物が繋ぎ合わされたような怪物は、野生の猛獣がそうであるように、決して邪悪ではなく、属性としては中立の性格を持つ。おそらく、正邪を判断する能力すら持ち合わせていないだろう。だが、シャンブリングマウンドは肉を食う。動物や人間の肉を。

 

シャンブリングマウンドは人に似た姿を取るが、動物ではなく、あくまで植物である。だが、それは体を動かして歩くことができ、ある程度の知性も備えている。しょっちゅう腹をすかせており、ゆるゆると伸びる枝で獲物を絡め取っては、体内に押し込み、ゆっくりと消化するのだ。シャンブリングマウンドの体から時折死体がのぞいているのは、消化途中の食事である。動物と明らかに違うのは、その食欲が底なしということだ。

 

君がもしシャンブリングマウンドに出会うとしたら、沼地や湿地帯でのことになろう。狩りの時以外はほとんど動かないため、近くに来た者は、こんもりと植物の茂った地面が盛り上がっている程度にしか思わない。シャンブリングマウンドは、何も知らない獲物が近づくや、凄まじい速さで襲いかかる。狩りは一瞬だ。体内に押し込まれた犠牲者が窒息死すると、再びそれは動きを止め、静寂があたりを包み込むのである。