ハーミットイン 冒険の記録

世界のオールドスクール・ファンタジーミニチュア(28mm)と、水溶性カラー「コートデアームズ」のセレクトショップ「ハーミットイン」のブログ。

ハーピー が あらわれた!

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翼を持つ女を見たら、耳を塞いでやり過ごせ。ハーピーの歌声を聴いた人間の男には、おぞましい破滅が待つ。耳栓があれば、彼女らの歌に惑わされずにすむだろうが…。

 

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モンスターガイド:ハーピー

ハーピーは、人間の女と巨大な猛禽が混ぜ合わされたような姿を持つ怪物だ。「あやかしの鳥」「翼もつ女怪」の名でも知られており、その性格は残虐非道そのものである。肉であれば何でも下品にむさぼり食らうが、人間の男がとくに好みのようだ。

 

ハーピーは数人で群れをなし、樹上や洞穴に巣をつくっている。翼を持つだけにその狩場は広く、半径数十キロにもおよぶようだ。猛禽のするような急降下による狩りもできるが、ハーピーの悪名高い人間狩りは、いわゆる狩りの概念とはかけ離れている。彼女らは、魔法の歌を聴かせて獲物の精神を支配してしまう。そしてハーピーたちは、惚けた顔をした獲物にゆっくりと近づき、あらゆる暴行を加えたうえに殺し、食らうのだ。

 

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ハーピーは数人の群れで行動する。魔法の歌はむろん、空を飛ぶゆえ、戦いづらい相手だ。

 

ハーピーに男性はいないようで、獲物を食らう前、それと交わることで子を孕むという。だがハーピーの姿は醜悪そのもので、人間の感覚からしてまったく魅力的には見えない。実はこれには理由がある。ハーピーの歌にやられると、彼女らがまるで翼のある天女のように見え、不潔きわまるハーピーから漂うおぞましい臭いすら、かぐわしい香水のように感じるそうだ。夢うつつになった犠牲者は、ハーピーの慰みものにされたうえ、文字通り骨までしゃぶりつくされて死ぬのである。