ハーミットイン 冒険の記録

世界のオールドスクール・ファンタジーミニチュア(28mm)と、水溶性カラー「コートデアームズ」のセレクトショップ「ハーミットイン」のブログ。

ランタンもち は しごとを うけおった。

f:id:HermitInn:20170124210809j:plain迷宮探索や夜の行軍において、ランタンは必須の品。自分で持って片手を塞がれたくないなら、ランタン持ちを雇え。驚くほど安い値段で、君の生存率がぐっと高くなる。

 

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アドベンチャラーズガイド:銅貨数枚で命を張る人々

より良い仕事につくのであれ、その逆であれ、あかり持ちをしていた子供の多くは、遅かれ早かれ足を洗うものだ。だがなかには、どうしてもほかの仕事が見つからなかったり、あかり持ちとして成功しすぎたせいで機を逸したりして、青年になってもランタン片手に客の足元を照らす者もいる。

とはいえ、客の同情を買える子供ならばまだしも、大人となると、町のランタン持ちではじきに食い詰める。そうなると彼らも、より払いのよい職を探すか、あるいは安くても安定した仕事に就かざるを得ない。農場や町の夜警、市壁内外の見廻り人、街道詰所の衛兵などは、こうした元ランタン持ちの多い仕事である。一方、報酬の高さにひかれ、交易商や冒険者の先導役を引き受けるランタン持ちや、運搬人を始める者もいるようだ。

 

ただし実入りのいい仕事は、危険のほうもべらぼうに高い。酔漢やごろつきに気をつければ済んでいた町中と異なり、外の世界での仕事はまさに命がけなのだ。よってランタン持ちは、彼の感覚では法外な報酬を求めてくるだろう。もっともそれとて、冒険者からすればありえない安さなのだが。豊かさを知らぬ彼らの境遇が、その命を安売りさせているのだ。