ハーミットイン 冒険の記録

世界のオールドスクール・ファンタジーミニチュア(28mm)と、水溶性カラー「コートデアームズ」のセレクトショップ「ハーミットイン」のブログ。

うんぱんにん は びびっている。

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運搬人は、重たい荷物を代わりに背負って君に同行してくれる。戦士ではないが、長柄のビルフック(鉈鎌)でも持たせれば、自分の身を守ることぐらいはできるだろう。とはいえ、あまり酷使しすぎるな。君が自分で荷を担ぐ羽目になる。

 

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アドベンチャラーズガイド:冒険者はいつでも大荷物

「颯爽と馬にまたがり、武器ひとつぶら下げて竜退治に出かける英雄」など、童話の世界だけの話だ。 考えてもみたまえ。この過酷な大地を旅する者が手ぶらでどうする。喉が渇いた時、いつも目の前に井戸や川があるわけがない。食事や寝床とて同じだ。夜が来るたびに都合よく宿屋が見つかり、一夜の宿を提供してくれるはずもなかろう。

 

実際、旅をするということは、それだけで多くの装備を必要とする。水筒、保存食、調理道具、毛布などは言うに及ばず、暗い場所の行軍では松明やランタンが必要だし、焚き火を起こすためにも、火おこしの道具がいるだろう。まして冒険行となれば、足場の悪い場所を踏破したり、何かを結んで固定するために、楔(くさび)と槌、ロープは欠かせない。財布は邪魔にならないように、ベルトに挟み込んでおけ。武器の手入れ道具はあるか? 鎧の修繕道具は忍ばせてあるか? 多すぎる荷物は危険のもとだが、荷物の中身次第で、生死が分かたれるのだ。

 

とはいえ、これらすべてを自分で担いでいてはすぐに疲れてしまうし、怪物との戦闘など到底無理な話だ。ゆえにこうした旅支度はラバに積んでおくのが最善なのだが、ラバを買う金がないなら、せめて運搬人を雇うこと。長期的に考えればラバより割高ではあるものの、こちらは言葉の通じる相手であるから、かなり細かい指示も出せるし、自衛用の武器を持たせることもできる。危機的状況では指示に従うのが身のためだということも、すぐに理解してくれるだろう。君の戦いぶりがあまりに不甲斐なく、「見捨てて逃げたほうがましだ」と思われない限りは。