ハーミットイン 冒険の記録

世界のオールドスクール・ファンタジーミニチュア(28mm)と、水溶性カラー「コートデアームズ」のセレクトショップ「ハーミットイン」のブログ。

うまやばん の こぞう が はなしかけてきた。

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交易商人や冒険者が泊まる馬車宿には、客用の厩(うまや)があるものだ疲れた動物たちに、屋根のある場所で存分に干し草を食ませ、水を飲ませてやろう。厩番にはお駄賃をはずんでやれ。君の道連れを、念入りに世話してくれるはずだ。

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アドベンチャラーズガイド:子供について

人口の大部分を占める庶民階層にとって、子供は愛すべき宝であると同時に貴重な労働力だ。裕福な家の子弟なら満足な教育を受けることもできようが、庶民の家計は多くが火の車であり、子供も稼がねば生きてゆけないのである。ゆえに庶民の子供たちは、裕福な家の子より一足早く社会を学び、早熟なる「小さな大人」へと成長してゆく。

 

とはいえ、子供には大人のような重労働はできないため、就ける職種はおのずと限られてくる。多くの場合、それは家業の手伝いやご近所での雑用となるが、なかでも人気なのが厩番だ。なにしろ動物相手の仕事だけに、客商売に必須の愛想も手管もいらないし、蹄鉄交換や馬具の修理といった難しい仕事は、それぞれの専門家がやってくれる。臭くて汚いのだけは玉にキズだが、馬を大事にするお客は小遣いをはずんでくれるため、実入りのほうも悪くない。ことに動物好きな、内気で性根の優しい子供には、天職といってよかろう。事実、厩番の小僧っ子が、長じてのちに一流の馬喰や調教師になる事もあるのだ。