ハーミットイン 冒険の記録

世界のオールドスクール・ファンタジーミニチュア(28mm)と、水溶性カラー「コートデアームズ」のセレクトショップ「ハーミットイン」のブログ。

やどのあるじ が はなしかけてきた。

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初めて来たよそ者であっても、まるでなじみの客であるかように遇してくれる、親切な主人。だが、宿屋に迷惑をかければ、ただではすまないだろう。

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アドベンチャラーズガイド:宿屋①

君が英雄であれ悪漢であれ、休息と睡眠は必要だ。荒野を往く冒険者たちは、ある時は冷たい石の床に眠り、ある時は獣がうろつく森の窪地に憩うことを余儀なくされる。ただならぬ不快さと死の危険が伴う彼らの眠りは、必ずしも心安らぐものではないのだ。それゆえに、都邑や村を訪れた冒険者は、何はなくともまず宿屋を探すだろう。彼らにとっては、命の心配をせずに柔らかいベッドで眠れるというだけで、この上ない贅沢なのである。

 

また、宿屋で得られるのは快適な眠りだけではない。大抵の宿には食堂をかねた酒場(タバーン)が併設されているし、独自のそれを持たぬ小さな宿屋であっても、向こう三軒両隣のどこかには、酒場が店を開いているものなのだ。こうした酒場は、地元民にとっての社交場となっており、礼儀正しく振る舞いさえすれば、町の外の様子を伝えてくれる旅人も、大いに歓迎されることだろう。

 

雨露をしのぐ屋根と暖かな寝所、食事と飲み物、そして楽しい娯楽。町の宿屋は、冒険者が捨ててきた素朴で人間らしい喜びを、一時なりと思い出させてくれる場所だ……君が十分な金を持っていればの話だが。