ハーミットイン 冒険の記録

世界のオールドスクール・ファンタジーミニチュア(28mm)と、水溶性カラー「コートデアームズ」のセレクトショップ「ハーミットイン」のブログ。

ハーフリングのせんし が きみを みている。

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ハーフリングは、その温厚さと小柄な体、気弱な性格から臆病者と誤解されるが、そうではない。小さき人は勇猛果敢であり、危機に動じない強さを持つ。彼がそれを証明してくれるだろう。

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アドベンチャラーズガイド:ハーフリング①

ハーフリングとは、その名のとおり人間の半分ほどの体格を持つ種族で、不釣合いに大きくて毛の生えた足を除けば、人間の子供のように見える。だが、そんな「小さき人」を、人間の町で見かけることは少ない。緑豊かな野にある里を離れることは滅多にないからだ。

 

なにしろ彼らの住まいときたら、盛り土を掘りぬいた居心地のいい横穴で、湿気や寒さとは一切無縁。室内は素朴な家具調度に彩られ、おまけに食べ物もたっぷりある。そんな我が家で、小さな身体からは想像もつかないほどよく食べ、よく飲み、よく眠る。典型的なハーフリングが望むのは、これですべてなのだ。まして生来の気弱さが加われば、彼らが家を離れる道理があろうはずもないのである。

 

おかげで今日、ハーフリングほど侮られている種族はほかにいない。だが彼らが与し易い軟弱者と考えるのは愚かな証拠だ。確かにハーフリングは安逸を好む気のいい連中だが、彼らの愛する故郷の平和が脅かされれば、死にものぐるいで戦う。極めて稀にではあるが、なかには小さな身体を活かした戦闘術の達人もいる。彼らは、故郷はもちろん、自分と同じく平和を愛する「大きい人たち」を守るためにも、勇ましく戦うことだろう。