ハーミットイン 冒険の記録

世界のオールドスクール・ファンタジーミニチュア(28mm)と、水溶性カラー「コートデアームズ」のセレクトショップ「ハーミットイン」のブログ。

ノームのとうぞく が きみを みている。

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ノームは、手先が器用なだけでなく、故郷の家を敵から隠すため、幻術のわざを長年磨いてきた。ノームの盗賊は、持ち前の技術に加え、幻術を用いることで、完璧な仕事をこなしてくれる。

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アドベンチャラーズガイド:ノーム③

ノームのよそ者嫌いは相当なもので、彼らの暮らす場所は魔法のまぼろしによって巧妙に隠されている。同じノームか、すぐれた魔術師でなければ、彼らの家を見つけることはできない。たとえ岩山をくり抜いたノームの里があっても、よそ者には単なる風穴にしか見えないのである。それゆえ、かつては「ノームの存在は伝説である」とすら言われてきた。

 

そんなノームの実在が明るみに出たのは、故郷を失って放浪し、他の善なる種族を頼る者が現れたからだ。邪悪なる諸種族の台頭に従い、悪しき魔術師たちも力を増した結果、ノームの里を守っていたまぼろしも、ついに破られてしまったのである。こうして故郷を奪われたノームは、種族本来の内向的性格を捨ててまで、冒険者や傭兵となることが多い。それは単に生きるためのみならず、憎き仇敵への復讐を狙ってのことなのだ。

 

そしてそのために、放浪のノームは生業の別を問わず、皆すぐれた幻術を用いる。戦士であれば、体の動きを相手に読み誤らせたり、間合いをあざむくのは朝飯前。手先の器用さを活かして盗賊となった者は、幻術を駆使した待ち伏せや忍び歩き、あるいは偽装などで、邪悪な者たちを手玉に取る。ノームが君の仲間になれば、たとえ森の奥での野営であろうが、君はゆっくりと朝まで眠れることだろう。敵のなかに、かつてノームの里を滅ぼした魔法使いが混じっていなければ、だが。