ハーミットイン 冒険の記録

世界のオールドスクール・ファンタジーミニチュア(28mm)と、水溶性カラー「コートデアームズ」のセレクトショップ「ハーミットイン」のブログ。

ノームのおんなせんし が きみを みている。

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ノームの女も、時として冒険者に身をやつすことがある。彼女にしてみれば望まぬ旅であろうが、弩(クロスボウ)を自在に使いこなす戦士なら、同行者として実に頼もしい。

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アドベンチャラーズガイド:ノーム②

ノームは見た目こそドワーフに似ているが、気質の点ではむしろハーフリングに近いといえるだろう。この2種族はどちらも争いを好まず、家を離れて遠出をすること自体、たいそう危険だと考えているのだ。ハーフリングのなかには、好奇心に負けて街道の果てを見に行ってしまうような者もいるが、ノームは三軒隣への引越しすら嫌う。彼らにとって、決まり切った毎日に起こる変化とは、悪い変化に決まっているのだ。

 

当然、流浪の旅を続けるノームのなかに、自ら進んで故郷を捨てた者など誰一人いないだろう。持ち前の現実主義ゆえに、旅暮らしもそつなくこなす彼らではあるが、夜ともなれば過ぎ去った故郷での日々を、焚き火の前でひとり懐かしんでいるものなのだ。

 

もし君が旅のノームに出会ったら、間違っても厄介でかしのハーフリングみたいに扱ってはいけない。とくにノームの女性はハーフリングと見間違えやすいが、そんな時は交易商たちに伝わる、次の言葉を思い出すこと。「ひげなしの小人女は足で見分けろ。小さければ靴を褒め、裸足の大足なら財布を隠せ」。ノームは男であれ女であれ、必ず自作の靴を履いているものだ。自慢の靴を褒められれば、彼女の寂しさも少しは和らぐだろうし、ひょっとしたら財布の紐も緩むかもしれない、というわけである。