ハーミットイン 冒険の記録

世界のオールドスクール・ファンタジーミニチュア(28mm)と、水溶性カラー「コートデアームズ」のセレクトショップ「ハーミットイン」のブログ。

ノームのせんし が きみを みている。

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ドワーフほどの筋力やスタミナこそないが、ノームはすぐれた細工職人であり、また勇猛である。この戦士は、腕の短さをハルバード(鉾斧)で補っているようだ。

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アドベンチャラーズガイド:ノーム①

ノームはドワーフの親戚にあたる種族で、多くの共通点を持っている。どちらも男性はひげを生やし、地下や山中をくりぬいた岩屋に暮らしていて、見た目よりずっと器用に動く指で細工物をこしらえるのが上手だ。おかげで無知な人間のなかには、両者を取り違える者は多いが、彼らをつぶさに観察すれば、別種族であることがわかるはずだ。

 

まず、ノームはドワーフほど好戦的ではない。ドワーフより小柄で痩せており、筋肉質でもないから、その性格が作られたのかもしれない。だが、仮に彼らがドワーフより大きかったとしても、この傾向は変わらなかっただろう。ノームは臆病でこそないが、静かで平和な暮らしを心から愛しており、ドワーフのように大きな城や砦を作って敵に備えたりもしない。得意の物作りにしても、武器甲冑より革細工や布の縫製を好むあたり、その牧歌的な性質が見て取れる。

 

また、ノームは現実主義者であり、約束や誓いなどを、ドワーフのような悲壮さで守る覚悟はない。とはいえ、これは彼らが不実というのではなく、むしろ正直で合理的な種族といっていい。彼らは、ドワーフのように「誇りのために、共に死のう!」などと周囲に強要したり、「たとえテコでも、ここを動かぬぞ!」などと言って、協調を乱したりはしない、ということだ。ことに故郷を失って外の世界をさすらうノームは、良き友人のありがたさを骨身に沁みて知っているため、慈愛と親切さで報いることだろう。最後に、ノームはドワーフほど酒を飲まぬ。