ハーミットイン 冒険の記録

世界のオールドスクール・ファンタジーミニチュア(28mm)と、水溶性カラー「コートデアームズ」のセレクトショップ「ハーミットイン」のブログ。

ハーフオークのせんし が きみを みている。

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その呪われた出自から社会になじめず、傭兵や用心棒、あるいは冒険者に身をやつすハーフオークは多い。言葉こそ乱暴だが、ハーフオークは実際腕の立つ戦士だ。

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アドベンチャラーズガイド:ハーフオーク③

差別と暴力に晒され続けたハーフオークが、傭兵や暗殺者、あるいは野盗となって数々の蛮行に及ぶことは有名だ。だが、より目端の利く者は、冒険者に鞍替えするであろう。しょせんは冒険者、決して良い身分ではない。だが、犯罪に手を染めてさらなる屈辱を受ける危険は減るし、生まれの不幸ではなく、生まれついての利益を感じる局面も多くなるからだ。

 

まず当然ながら、暗殺者や野盗に比べれば、衛兵に捕まる心配は減る。それに、契約に縛られる傭兵と比べれば、冒険者のほうがずっと自由だ。何よりひとつ所にとどまらないで済むのは、決して社会に溶け込めないハーフオークにとって、大きな魅力である。また、傭兵業にも増して様々な種族のはぐれ者が顔をそろえる冒険者稼業は、彼の孤独をほんの少しだけ和らげてもくれるだろう。

 

ゆえに冒険者となったハーフオークは、おそらく人生で初めて「明日も生きていたい」と思うことだろう。もっとも、その願いが極端に叶いづらいのも、この稼業の宿命なのだが……。