ハーミットイン 冒険の記録

世界のオールドスクール・ファンタジーミニチュア(28mm)と、水溶性カラー「コートデアームズ」のセレクトショップ「ハーミットイン」のブログ。

ハーフエルフのせんし が きみを みている。

f:id:HermitInn:20161111145917j:plain

エルフと人間の間に生まれた彼は、人間の社会ではエルフとして、エルフの社会では人間として扱われ続けてきた。かくて流れ者となったハーフエルフは、自分を友と呼ぶ仲間たちのために、その類まれな剣技と弓の腕を用いる。

 f:id:HermitInn:20161023021303j:plain

トラベラーズガイド:ハーフエルフ

エルフの中には、人間と契りを交わす者もいる。だがそれは、必ずしも祝福された結婚によるものとは限らない。深酒にともなう情事や、戦火の中で起こった悲劇の結果であることも、しばしばなのだ。

ゆえにハーフエルフが、エルフの共同体で本当に受け入れられることはない。悲しむべきことに、それは人間の共同体でも同じだ。いずこにあっても、ハーフエルフは奇異の目で見られ、あからさまに軽蔑され、疎まれ、嫌われる。根も葉もない噂に追い立てられるように、彼らの多くは放浪の身となり、やがて孤独と失意のうちに生を終えるのである。

 

古い言い伝えによると、エルフと人間のあいだに生まれた命は、どちらの生をまっとうするか、自ら選ぶのだという。彼らがエルフとしての長い命を選ばず、多くが人間として短い生を駆け抜け、死ぬことを望む理由は、ここで言うべくもない。