ハーミットイン 冒険の記録

世界のオールドスクール・ファンタジーミニチュア(28mm)と、水溶性カラー「コートデアームズ」のセレクトショップ「ハーミットイン」のブログ。

やじんのおんなせんし が きみを みている。

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北方に生きる野人の女は、美しいだけではない。南方で冒険者となった理由が何であれ、この麗しき女戦士は、ひとかどの戦士を凌ぐ勇猛さで、血路を切り開くだろう。

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アドベンチャラーズガイド:バーバリアン(野人)②

文明社会に属さない「野蛮なる民」のうち、とくに「バーバリアン」と呼ばれることが多いのは北方の民である。それぞれ独自の呼び名で知られる南方や東方の蛮族と異なり、単に「野人」または「蛮人」という蔑称で呼ばれることが多いのも、もっぱら北方人だ。もっとも彼らは、軟弱な南方の民にどう呼ばれようと気に病むことはない。そうした差別など、弱い犬が吠えているぐらいにしか思わないからである。

 

「蛮人」の呼び名どおり、北方人の多くは粗い毛皮を好んで身に着けるが、これは単に出身地方の気候と文化によるもので、布の服で事足りるなら、別に嫌がることなく身につけるだろう。その一方で北方人の、とくに男性には、なるべく体を露出しようとする傾向が見られる。これは寒さをものともしないという気概と、鍛え上げた筋肉を見せつけることで、相手を圧倒しようとする気迫の表れだ。

 

その勇猛さと頑健さから、北方人は傭兵として引く手あまただ。彼らは高い報酬を要求してくるが、それに見合うだけの働きをすることでも、つとに有名である。こうした傭兵をはじめ、「南方流れ」をしている北方人の多くは男性だが、女性もいないわけではない。北方人の女は男の狩りを助けるため、幼い頃から弓や槍の腕を磨いており、戦士として一人前以上の実力を持つものも少なくないのだ。