ハーミットイン 冒険の記録

世界のオールドスクール・ファンタジーミニチュア(28mm)と、水溶性カラー「コートデアームズ」のセレクトショップ「ハーミットイン」のブログ。

せいしょくしゃ が きみを みている。(2)

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ラウンドシールド(円盾)を構え、前方を睨みつける聖職者。右手に握りしめるウォーハンマー(戦鎚)は小ぶりだ。メイスほどの破壊力はないが、軽量で取り回しがよく使いやすいだろう。

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アドベンチャラーズガイド:クレリック(聖職者)②

冒険者として日々を過ごすクレリックは、教会や聖堂、寺院や神殿に住んでいる宗教者とは違う形で信仰を体現する。祭壇で祈りを捧げ、平和と安息のうちに日々を過ごす司祭や修道僧と異なり、彼らはみずから武器を取って神敵を討ち、必要とあらば異教徒や異種族を容赦なく殺して、その返り血も乾かぬまま民に説法を行うのだ。

 

冒険者となっている聖職者たちに、老齢の者が少ない理由はここにある。彼らの仕える神に関わらず、旅回りを命じられる聖職者は、多くが修行や巡礼のために若いうちに送り出されたのだ。それゆえに、クレリックの信仰は熱っぽく、教義にいたくご執心なうえに、融通の利かない面をちらちらと覗かせてくるのである。

 

一方、高位の宗教者にしばしば見られる汚職や腐敗の影は、クレリックとは無縁のものだ。彼らの行動は常に信仰に端を発しており、自分本位の考えを一切持たない。仕える神と本人の性格に関係なく、クレリックの言動とは、まさに仕える神の教義を形にしたものなのだ。